内部被曝を考察するブログ

2年近く前に骨折をしてから中断していた自転車通勤を再開しました。良い季節ですね。皆様がご健康でおられ、良い一週間でありますように。

#その他の病気

微量放射性セシウムによる心筋症メカニズムの理論の、その他の症状への拡張

当ブログ記事を執筆するにあたり、最初から理論を拡大しすぎるよりは、まずは「一点突破」を目指して、もっとも定量的議論が明確にできそうな、Bandazhevskyの微量放射性セシウム心筋症の説明に、分野を絞って議論させていただきました。 (ただし、この記事…

非放射性セシウムと、放射性セシウムの、カリウムチャネルに対する影響の出方に関する理論上の違いと誤解

知人から指摘されたのですが、このブログの理論を誤解されておられる方が多いかもしれない、ということを指摘されました。いくつかの理由があるようですが、その一つが、 (誤解に基づいた発言)「非放射性(コールドの)セシウムでQT延長になるのは昔から分…

附記7(生命体分子の「機能」についての補足説明。特に、2種類の機能異常 -- dominantな異常、recessiveな異常について)

最近知人から指摘されたのですが、当ブログの理論を誤解される方も多いかもしれない、と言われました。その誤解の一つが、 (誤解に基づく発言)「たった1個のカリウムチャネルが壊れたところで、細胞には5万と他のカリウムチャネルがあるので、細胞に異常…

附記5(体内に存在する量の放射性炭素C14による内部被曝がなぜ安全と考えられるのか):C14やトリチウムの危険性再評価

<執筆途中です> <2021年4月19: タイトルが「安全寄り」と誤解されかねない表現だったので、タイトル補足と、追加説明を加えました(途中経過)>ご存知の方も多いと思いますが、体内にもともとある放射線源として、K40の他に、C14 などがあります。 原発事…

再びQT延長症候群について (制御理論的考察)

散々、QT延長症候群、というのを議論してきました。 いったい、QT延長のなにがまずいのでしょうか? そういえば、以前、あるかたが、議論に乗ってきてくださり、次のような大事な意見を言ってくださいました。 「心臓なんて進化の過程で強固にできてるんだか…

メカニズムの説明 (定量的考察3:心臓の伝道路)

ーーー2/2/2020補足と前置きーーーーーーー 当理論を誤解される方の中には、「心臓には細胞は約1.3x10e10個もあるのだから、その中のほんの僅かが異常を来したからと言って、心臓全体や、ましてや人体の全体に影響が出るわけがない」という誤解をされる方も…

セシウム内部被曝によるBandazhevskyのデータの理解

ごく微量のセシウム内部被曝によって、心電図異常が起こる、というデータを、チェルノブイリ原発事故後に、Bandazhevskyという学者が、2004年のSwiss Med Weekly誌に発表しています。原文は、以下のサイトで入手可能です。http://radionucleide.free.fr/Stre…